京都府道路公社は、平成２年の設立以来、京都府の南北を結ぶ高速縦貫軸として、京都府民の暮らしと産業振興を支えるとともに、災害時においても安全と安心を提供できる京都縦貫自動車道（宮津天橋立ＩＣ～丹波ＩＣ間）を建設し、適正に管理運営するという重大な使命を担ってまいりましたが、令和５年４月１日に利用者の皆様へよりよいサービスを提供するため、京都縦貫自動車道を西日本高速道路株式会社へ移管しました。

　移管に伴い、京都府域の高速道路整備は新たなステージに移ることになりました。

　新たなステージにおいて京都府道路公社は、今後の京都府北部の発展のためには欠くことのできない社会基盤である山陰近畿自動車道の整備を加速させ、一日も早い全線開通を実現し、日本海国土軸のミッシングリンク解消を図るという重要な役割を担うことになりました。

　私たちは、高速道路を建設・管理するのにふさわしい高い能力を修得し、地域の皆さんに喜んでいただける信頼性の高い道路を早期に整備していくという公社設立時の初心を忘れることなく、京都縦貫自動車道で培ってきた経験と知識により、その課せられた役割を果たすため、引き続き「府民（お客様）満足度の向上」、「地域との連携推進」、「社会的責任の遂行」の３つの基本理念のもと、以下の方針により経営を行ってまいります。

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第二期中期経営計画　総括（令和２年度実施状況を含む）（PDF）